犬 · 暮らし・しつけ
犬の散歩の引っ張り癖のしつけ
「引っ張ると進める」を「ゆるむと進める」に置き換えます。
更新
制作・運営:ケイショウ株式会社
散歩の引っ張りは、犬が悪いのではなく「引っ張れば行きたい方へ進めた」という学習の結果です。逆に言えば、リードがゆるんだ時だけ進む、を一貫させれば少しずつ改善します。首への負担が心配な場合は、体に合ったハーネスを使うのも一つの方法です。
まず、理由を知る
引っ張り=前進が成功体験になっている
引っ張った時に進めてしまうと、その行動が毎回ごほうびで強化されます。
においや刺激が多すぎる
興味の対象が多い場所では興奮しやすく、加減がききにくくなります。
運動・においかぎの欲求不足
発散が足りないと、散歩の最初から気持ちが先走りやすくなります。
少しずつ取り組むステップ
①リードが張ったら立ち止まる
ピンと張ったら進まず止まります。ゆるんだら再び歩き出す。「ゆるめると進める」を根気よく伝えます。
②横についたらほめる・おやつ
自分の横の位置で歩けた時にほめ、時々おやつを。良い位置に価値を持たせます。
③方向転換で注意を戻す
引っ張り始めたら反対方向へゆっくり方向転換。飼い主に意識が向いたらほめます。
④においかぎタイムを作る
「ここは自由に嗅いでOK」の時間を決めて満たすと、常に引っ張る状態が和らぎます。
避けたい接し方
引っ張られるまま進む(引っ張り=前進を毎回教えることになります)
リードを強く引き返して力で抑える(引っ張り返しの綱引きになります)
興奮のピークでしつけを始める(まず刺激の少ない場所で練習を)
よくある質問
ハーネスと首輪、どちらがいいですか?
引っ張りが強い子は、首への負担を避けられる体に合ったハーネスが選択肢になります。ただし道具だけでは癖は直らないため、歩き方の練習と併用してください。
成犬の引っ張り癖も直せますか?
時間はかかりますが、成犬でも「ゆるめたら進む」を一貫すれば改善します。家族全員が同じルールで歩くことが大切です。
練習してもすぐ引っ張ります。
まずは刺激の少ない静かな場所・短い距離から。うまくいく環境で成功体験を積み、徐々に難易度を上げましょう。
性格・行動には個体差があります。この記事は一般的な情報で、医学的な診断や個別の指導を行うものではありません。急な体調・行動の変化は、獣医師などの専門家にご相談ください。
安心して暮らすための参考情報
動物の習性を理解し、健康と安全に配慮することが暮らしの基本です。行動がいつもと違うときは、環境や全身の様子も観察し、気になる変化は獣医師にご相談ください。
この基本的な考え方を確認できる資料です。掲載団体による当記事の監修を示すものではありません。
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