犬 · 暮らし・しつけ
犬のハウス・クレートトレーニング
クレートは閉じ込めではなく「安心できる自分の巣穴」にします。
更新
制作・運営:ケイショウ株式会社
クレート(ハウス)に落ち着いて入れると、留守番・来客・災害時の避難・通院など、さまざまな場面で犬の安心につながります。大切なのは、クレートを罰の場所にしないこと。中でいいことが起きる経験を重ね、自分から入りたくなる「巣穴」にしていきます。
まず、理由を知る
クレート=閉じ込めの記憶
無理やり入れる・叱って入れると、嫌な場所として学習してしまいます。
中でいいことが起きていない
ただ入れられるだけだと入る理由がありません。中を魅力的にする工夫が必要です。
一気に長時間入れている
慣れる前に長く閉じると不安が募り、鳴く・嫌がるが強化されます。
少しずつ取り組むステップ
①扉を開けたまま中におやつ
まず扉は開放。中にごはんやおやつを置き、自分で入って出る自由を保ちながら「中=いいこと」を作ります。
②入ったら合図+ほめる
入る動作に「ハウス」の合図を添え、入れたらほめます。少しずつ中で過ごす時間を延ばします。
③扉を短時間だけ閉める→延ばす
落ち着いて入れたら数秒だけ扉を閉め、平気なら徐々に延長。鳴く前に開けるのがコツです。
避けたい接し方
いたずらの罰としてクレートに入れる(安心の場所でなくなります)
鳴いている最中に扉を開ける(鳴けば出られると学習します)
慣れる前から長時間閉じ込める(クレート嫌いの原因になります)
よくある質問
クレートに入れると鳴きます。
まだ「安心の場所」になっていないサインです。扉を開けた状態からやり直し、短時間から慣らしましょう。鳴き止んだ静かな一瞬に開けるのがポイントです。
サイズはどのくらいがいい?
中で立って向きを変え、伏せて丸くなれる広さが目安です。広すぎると落ち着きにくく、狭すぎると窮屈になります。
夜はクレートで寝かせていい?
安心して入れるようになっていれば、寝床として使う子も多いです。慣れるまでは寝室の近くに置くと安心しやすくなります。
性格・行動には個体差があります。この記事は一般的な情報で、医学的な診断や個別の指導を行うものではありません。急な体調・行動の変化は、獣医師などの専門家にご相談ください。
安心して暮らすための参考情報
動物の習性を理解し、健康と安全に配慮することが暮らしの基本です。行動がいつもと違うときは、環境や全身の様子も観察し、気になる変化は獣医師にご相談ください。
この基本的な考え方を確認できる資料です。掲載団体による当記事の監修を示すものではありません。
記事の編集方針と訂正窓口