猫 · 暮らし・しつけ
猫のトイレ(粗相)のしつけ
猫の粗相は「不満のサイン」。しつけより環境の見直しが近道です。
更新
制作・運営:ケイショウ株式会社
猫はもともと砂の上で排泄する習性があり、トイレを「教える」というより、気に入る環境を用意すれば自然と使ってくれます。急に外す・トイレ以外でするようになった時は、わがままではなく、トイレの不満や体調のサインであることがほとんどです。まずは環境と健康の両面を見直します。
まず、理由を知る
トイレへの不満
汚れている・数が少ない・砂が好みでない・場所が落ち着かない等。猫はきれい好きで不満に敏感です。
ストレス・環境の変化
引っ越し・模様替え・同居動物・来客など、環境の変化が粗相として表れることがあります。
体調・泌尿器の不調
頻尿・血尿・トイレでの痛がりは膀胱炎など体調面のサインのことがあり、注意が必要です。
少しずつ取り組むステップ
①トイレを増やす・清潔に
目安は「猫の数+1個」。こまめに掃除し、いつも清潔に保ちます。数と清潔さは満足度に直結します。
②砂・場所・容器を見直す
好みの砂質(細かい鉱物系を好む子が多い)に変え、静かで落ち着ける場所へ。カバーの有無も好みを見ます。
③粗相の場所はしっかり消臭
においが残ると同じ場所で繰り返します。専用消臭剤で徹底的に。必要なら一時的に配置を変えます。
避けたい接し方
粗相を見つけて叱る・鼻を押し付ける(人やトイレへの恐怖につながります)
トイレを1つで済ませる・掃除をためる(不満から使わなくなります)
体調のサインを見逃す(頻尿・血尿・トイレで鳴くはすぐ受診を)
よくある質問
急にトイレ以外でするようになりました。
まず体調(頻尿・血尿・痛がり)を確認し、気になれば受診を。問題なければトイレの清潔さ・数・砂・場所やストレス要因を見直します。
猫のトイレはいくつ必要?
「猫の数+1個」が一つの目安です。多頭飼いでは特に、取り合いや我慢を防ぐために数を確保すると粗相が減ることがあります。
砂は何がいいですか?
多くの猫は細かい鉱物系の砂を好むとされますが好みは個体差があります。急に全部変えず、新しい砂を並べて選ばせる方法もあります。
性格・行動には個体差があります。この記事は一般的な情報で、医学的な診断や個別の指導を行うものではありません。急な体調・行動の変化は、獣医師などの専門家にご相談ください。
安心して暮らすための参考情報
動物の習性を理解し、健康と安全に配慮することが暮らしの基本です。行動がいつもと違うときは、環境や全身の様子も観察し、気になる変化は獣医師にご相談ください。
この基本的な考え方を確認できる資料です。掲載団体による当記事の監修を示すものではありません。
記事の編集方針と訂正窓口